まーさちゃん
ねえ博士、この頃ミューちゃん元気がないんだけど、最近の暑さが影響しているのかな?
博士ちゃん
そうね。猫ちゃんも熱中症になるリスクがあるから、注意が必要よ。
まーさちゃん
ええ、そうなの!
まーさ、ミューちゃんを守りたい!
まーさ、ミューちゃんを守りたい!
博士ちゃん
わかったわ。じゃあ今回は、猫ちゃんの熱中症対策について一緒に見ていきましょう。
猫ちゃんと人の熱中症って違うの?
まーさちゃん
博士、猫ちゃんの熱中症って、人とは違うの?
博士ちゃん
熱中症は、高温多湿が原因で体温が上昇して脱水症状を起こす病気ね。
それは人も猫ちゃんも同じよ。
博士ちゃん
でもね、人の場合は体温が38℃以上、猫ちゃんの場合は41℃以上になったときに熱中症と診断されるの。
まーさちゃん
そうなんだ。じゃ、すぐにミューちゃんの体温測ってみるね!ありがとう、博士!
猫ちゃんが熱中症になる原因ってなに?
まーさちゃん
博士、もしかして猫ちゃんって熱中症になりやすいの?
博士ちゃん
実はね、猫ちゃんって体に汗腺がないの。
だから暑さに弱いのよ。
だから暑さに弱いのよ。
まーさちゃん
じゃあ、どうやって涼しくしてるの?
博士ちゃん
猫ちゃんって、よく舌を出してハアハアしてるでしょう。ああやって体温を調節してるのよ。
まーさちゃん
へえー、そうだったんだ。
博士ちゃん
でもね、それだけでは十分に調節できない時があるの。
とくに、以下のような場合は気をつけて。
とくに、以下のような場合は気をつけて。
まーさちゃん
博士、肉球が汗をかくって聞いたんだけど、ほんとう?
博士ちゃん
ええ、本当よ。猫ちゃんの肉球には汗腺があるの。
まーさちゃん
そうなんだ!
博士ちゃん
でもね、それは体温調節には役に立たないの。肉球の汗腺は、滑り止めや臭い付けのためなのよ。
猫ちゃんの熱中症の症状と応急処置の方法を教えて!
まーさちゃん
博士!ミューちゃん、なんか食欲ないし、
ハアハア言ってるの。これって熱中症?
博士ちゃん
そうかもしれないわ。
ほかにも、以下のような症状があったら要注意よ。
まーさちゃん
博士、どうすればいいかな?
博士ちゃん
ええ、まずはすぐに応急処置をして、それから獣医さんに連絡よ!
博士ちゃん
熱中症は自然には治らないの。
だから、獣医さんに診てもらう必要があるのよ。
まーさちゃん
うん、わかった!
応急処置をしたらすぐに獣医さんに連絡する!
猫ちゃんの熱中症の予防方法を教えて!
まーさちゃん
博士!ミューちゃんが熱中症にならないようにしたいの。いい方法ってある?
博士ちゃん
じゃあ、予防する方法を紹介するわね。
室内にいることの多い猫ちゃんの場合
博士ちゃん
いつも家の中にいることが多い猫ちゃんなら、以下のことに気をつけましょう。
博士ちゃん
まず、室内の温度や湿度を適切に保ってあげましょう。
温度は20~28℃、湿度は40~60%がちょうどいい感じね。
まーさちゃん
うん、わかった。お水はどうするの?
博士ちゃん
お水は、いつでも飲めるように、家の中のいくつかの場所においてあげましょう。氷を入れるのも効果的よ。
まーさちゃん
へえー、氷がいいのね。
わかったわ、やってみる!
わかったわ、やってみる!
博士ちゃん
あと、猫ちゃんが直射日光に当たらないように、窓やカーテンを閉めてあげましょう。
博士ちゃん
ミューちゃんと遊ぶときは、朝早くや夕方など、涼しい時間にしてあげてね。
まーさちゃん
うん、わかった!
博士ちゃん
そうそう、クールマットを使うのも、熱中症の予防に効果があるわよ。
まーさちゃん
クールマット?
博士ちゃん
そう。いくつか紹介しておくわね。
ミューちゃんがゆったり寝転べるサイズを選ぶのがポイントよ。
外にいることの多い猫ちゃんの場合
博士ちゃん
外にいることの多い猫ちゃんには、次のことに気をつけてあげてね。
まーさちゃん
博士、ミューちゃんって、私とお散歩するのがとっても好きなんだけど、
何か注意した方がいいかな?
博士ちゃん
そうね。まず、お散歩は朝早くや夕方など涼しい時間帯にしましょう。
お昼の暑い時間帯は避けてね。
博士ちゃん
それとね、必ず水筒やペットボトルを持っていって、ミューちゃんがいつでも水を飲めるようにしてあげて。
まーさちゃん
水筒、忘れるところだった!気をつけるね。
博士ちゃん
あとは、アスファルトにも注意して。
熱くなっていると肉球がやけどしてしまうの。
散歩するなら公園の木陰などがおすすめよ。
まーさちゃん
肉球がやけどしたら大変!わかったわ!
博士ちゃん
ミューちゃんと一緒にいることを心がけてね。
車の中に置きっぱなしなんて、絶対にダメよ。
車の中に置きっぱなしなんて、絶対にダメよ。
まーさちゃん
うん、わかった!
博士、ありがとう!
博士、ありがとう!
おわりに
猫ちゃんの熱中症は、高温多湿な環境に長時間いることよって引き起こされがちです。猫ちゃんは体温調節に苦手なので、飼い主さんが注意してあげましょう。
もしも猫ちゃんが熱中症を発症したら、速やかにその症状に応じて応急処置を施すことが必要です。そのあと、速やかに獣医さんの診察を受けることをおすすめします。
適切な温度と湿度の管理を心掛け、定期的に水分を提供することで、猫ちゃんを暑さから守ってあげましょう。